興味を持った企業を何社かピックアップしたら次は説明会に参加しましょう。
説明会ではより詳しい企業の情報を知ることが出来、さらには先輩社員との懇談会が設けられていることもあります。
企業によっては「説明会参加」が選考に参加するための必須条件だったりします。
選考を受けるにあたって志望度が高いほど、説明会参加は避けられません。
「何社、説明会参加すればいいの?」という疑問を持たれる方が多いと思うのですが、これに対する答えはありません。
出来れば、全ての選考に参加しようと思っている企業の説明会に参加しましょう。
ちなみに自分は26社参加しました(+学内の合同説明会)。
一つ注意なのですが、実際に入社して一緒に働くのは人事部の人ではありません。
大体の場合、男性の人事は格好良くハキハキしていて、女性の人事は美人だったり可愛かったりします。
会社の印象をあげるために、こういう見た目の良い人事を説明会で使っているわけなので、その辺に注意してだまされないようにしましょう。
・説明会で聞くべき質問
説明会には必ず質問タイムが設けられています。
最初は「何を聞いたらいいの?」と戸惑うかもしれませんが、どこの会社の説明会にいっても聞くべき質問事項というのは決まっています。
・「同業他社と御社を比較したときの、一番の差・違いは何ですか?」
正直、聞くべき質問はこれだけと言っても過言ではありません。
説明会は、企業研究のために参加しているのであり、企業研究は同業他社との違いを知るためにやっていることを忘れないようにしましょう。
余裕がある人は前もって同業他社の社名や製品の特色を調べておき、「○○と御社を比較したときの~」という風に実際に社名を出すとなお良いです。
一度では期待している答えが返ってこない場合がほとんどなので、より深く掘り下げましょう。
例:
人事「弊社はA社に比べ、海外展開が盛んです」
↓
「しかし、A社も今後海外展開に力を入れていくと考えられます。
そうなると御社独自の強みとはいえないような気がしますが?」
・今後の課題・展望
海外市場から撤退することが決まっていたのに、面接で「御社に入社し、海外で活躍したいと思っています」なんて言ってしまう人がかなり居ます。
こういったミスマッチを避けるためにも、軽くでいいので聞いておきましょう。
・残業時間、有給消化率
聞きづらいと思いますが、聞いておきましょう。
大体の場合、本当のことを教えてくれませんが一応です。
人事ではなく技術系社員などに聞くと、意外と本当のことを教えてくれることもあります。
大体この3つでオッケーです。
「御社でのやりがいはなんですか?」
「今まで辛かった経験、そしてそれをどうやって乗り越えましたか?」
↑こんなクソどうでもいい質問はしないようにしましょう。さもないと私のような学生がイライラします(笑)
説明会で質問する目的は、そこで得た情報をESや面接で活用するためなのです。
何の役にも立たない質問はする意味がありませんし、他人を時間を奪っていることになります。
大体、「やりがい」なんて自分で見つけるものですし、業種によって決まっているものだと思いませんか?
「メーカー」なら自分が手がけた製品が世に出た瞬間だし、
「建設」なら自分の手がけた建物が完成した瞬間だし、
「インフラ」なら多くの人の生活を支えていることだし、(以下略)