理系で学部卒と修士卒で何が変わるのかってことなんですが、
「修士は学士と違って2年多く研究している」
という一言に尽きます。
「それってそんなに変わるの?」と思いますが、2年多く研究しているということは研究を進めていく上で経験する問題も学士より多いわけで、それだけ問題を解決するためのアプローチの仕方などが身についているわけです。
また、修士は在院中に一度は学会で論文発表することが義務付けられている研究室も多いので、プレゼン力なども養われます。
以上が主な学士と修士の違いです。
開発・研究職は院卒のみの採用となっている企業もたくさんあります。
もちろん企業の建前は「学士も修士も関係なく選考します」ですが、裏ではバンバン学士を切ってます。
以上の理由から学部卒で開発・研究職で採用されるのはかなり困難な道のりになります。人気企業になればなるほど、です。
「じゃあ学部卒で開発やるのは不可能なの?」と思うでしょうが、そうでもありません。
大抵どこの企業も職種別採用ではなく総合職採用(入社してから面談で配属を決める)を行っているので、
1、面接では一旦、設計や生産技術志望といっておく
2、入社したら面談でひたすら開発がやりたいとゴネる(笑)
という方法で、開発職に行くことが一応は可能です。
とにかく、まずは面接を突破して入社しなければどうにもなりません。
また、研究のレベルも進み具合もが学士と修士では異なってきます。
ということは勿論面接で研究について上手くアピールする方法も変わってくるということです。
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